【国際】「遼寧」なんてこわくない 張りぼて中国空母の致命的な欠陥 [01/19]at NEWSPLUS
【国際】「遼寧」なんてこわくない 張りぼて中国空母の致命的な欠陥 [01/19] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
17/01/19 17:16:37.21
★「遼寧」なんてこわくない 張りぼて中国空母の致命的な欠陥
by 田岡俊次 (更新 2017/1/18 16:00)

中国海軍の虎の子、空母「遼寧」が、悠々と台湾を一周した。
米大統領交代直前というタイミングに重なったが、“張り子の虎”との評価も。

2012年9月に就役した中国の空母「遼寧」(5万9千トン)が、4年以上たった昨年12月25日、
初めて太平洋に姿を現した。普通このような大型艦は、就役後間もなく外洋に出て訓練、
実験を始めるが、何かと不具合が多かったのだろう。

同艦はロシアの唯一の空母「クズネツォフ」の2番艦として1988年に進水したが、
ソ連崩壊で工事は中断、港内に放置されていた。中国がそれをスクラップとして
ウクライナから購入、02年に大連に曳航した。さび付いた半完成の艦を、
図面・資料もなしに修復、装備し、なんとか10年後に就役させただけでも感心だ。

●ソ連が造った失敗作

同型艦の「クズネツォフ」自体がほぼ失敗作で、90年末に就役後、26年間で長期外洋に
出たのは9回ほどだ。「クズネツォフ」も「遼寧」も艦載機を加速して発進させる「カタパルト」
を持たないのが最大の弱点だ。米空母は長さ76メートルの鋼管(シリンダー)4基を飛行
甲板の下に設置、高圧蒸気を吹き込んでピストンを前進させ、それとつながる甲板上の
金具(シャトル)で重さ約30トンの艦載機の前輪を押して、一気に時速約270キロに
加速して射出する。私もカタパルト発進を経験したが、すさまじい衝撃で「乗用車なら
2.7キロも飛ぶ」という。このカタパルトを造るノウハウは米国にしかなく、国産にこだわる
フランスの原子力空母「シャルル・ドゴール」も米国製のC13カタパルトを使っている。

垂直離着陸ができる戦闘・攻撃機「ハリヤー」(英国開発)や米海兵隊用の「F35B」を
使えばカタパルトなしでも空母はできるから、旧ソ連も同種の航空機を開発しようとしたが、
失敗に終わった。そこでソ連はSu(スホーイ)27など新鋭戦闘機のエンジン2基の推力が、
戦闘機の重量を若干上回り、垂直上昇も可能であることを利用、飛行甲板の先端を
14度上に反らせ、力まかせに発進させる手を考えた。「クズネツォフ」「遼寧」はこのタイプだ。

URLリンク(dot.asahi.com)

●満タンでは発進できず

だが、遼寧が搭載する「J15」戦闘機(ロシアのSu33を国産化)は燃料を減らし、
ミサイル、爆弾も最小限にしないと発艦できない。また大型レーダーをつけ、
高空から敵機を見張る早期警戒機は、エンジンの出力が低く、カタパルトがないと発艦できない。
早期警戒機がないと、敵機が低空飛行で水平線の下に隠れて接近し対艦ミサイルを
発射するのを防げず、空母は容易な標的になる。

ロシア、中国、インドはやむなく、レーダーをつけたヘリコプターを使っているが、
米空母などの早期警戒機と比べ、ヘリは飛行高度が低く、航続時間は短く、
レーダーも非力で遠くは見張れず、「ないよりまし」程度でしかない。

米空母は飛行甲板に何十機もの艦載機を上げ、4基のカタパルトで20秒に1機を発進させる。
だが、「遼寧」などでは戦闘機が飛行甲板の後部から滑走を始めるから、
甲板上には数機しか待機できず、一度に出撃する機数はごく限られる。
米空母は有事には戦闘・攻撃機55機を搭載、近く「ジェラルド・フォード」が就役し、
空母は11隻になるから計605機、一方、「遼寧」は戦闘機約20機を搭載可能だから雲泥の差だ。

(以下リンク先で呼んでください)

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