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★相馬原で日米共同訓練 オスプレイ参加を調整
2017年01月19日
防衛省は１８日、榛東村と高崎市にまたがる陸上自衛隊相馬原演習場などで
３月上旬～中旬、陸自と米海兵隊の日米共同訓練を実施すると発表した。
米軍の輸送機「ＭＶ２２オスプレイ」の参加を調整しており、防衛省は同日、県に説明した。
説明は、同省北関東防衛局の諏訪匡志企画部次長らが、県庁に武藤勉・県地域
政策課長らを訪ね、非公開で行われた。終了後、諏訪次長と武藤課長がそれぞれ
記者団の取材に応じた。
防衛省側は、昨年１２月に米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）所属のオスプレイが、
空中給油訓練中に沖縄県名護市沖で不時着する事故があったことを受け、オスプレイを
参加させたとしても「空中給油訓練は行わない」と説明したという。県側は「県民生活に
支障をきたさないようにしてほしい」などと求めた。
県側は詳細な日程や訓練の規模などを尋ねたが、防衛省側は「調整中」と回答。
随時、情報提供する考えを示した。
発表を受けて、大沢知事は「県民の安全・安心を第一に、国には万全の配慮と責任を
もって対応してほしい」とのコメントを発表した。１９日にも稲田防衛相宛てに、要請書を
提出する予定だ。
高崎市の富岡賢治市長は「市民の安全に支障がないよう配慮することなどを防衛省に
申し入れる」、榛東村の真塩卓村長は「必要な協力はすべきだが、経緯などについて
国に説明を求める」とコメントした。
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