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★MXテレビに「沖縄ヘイト」批判 米軍への抗議活動巡り
小山謙太郎、田玉恵美2017年1月18日11時37分
沖縄県東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設への
抗議活動について報じた東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)の番組に、
反発の声が上がっている。取り上げられた団体は「意図的な歪曲(わいきょく)」
「人種差別的な発言」と指摘し、沖縄の地元紙も「沖縄ヘイト」などと批判。
局側は16日、「議論の一環として放送した」との見解を番組で流した。
番組は月曜午後10時から放送中の「ニュース女子」。東京新聞論説副主幹の
長谷川幸洋氏が司会を務め、時事問題についてゲストが語り合う。
番組のホームページには「物知りな男はカッコいい! ここは、ニュースを良く知る
男性とニュースをもっと良く知りたい女性が集う、大人の社交場」とある。
地上波のローカル番組で、東京都内などで見ることができる。
1月2日の放送で、高江のヘリパッド問題について、軍事ジャーナリストの
井上和彦氏が現地の様子を報告した。VTRの冒頭、井上氏は警察署前で
抗議活動をしている人を遠くから眺め、「いました、いました。反対運動の連中が
カメラ向けているとこっちの方見てます」とリポート。「近づくと敵意をむき出しにして
緊迫した感じになりますので、このあたりでやめておきます」と伝えた。
米軍普天間飛行場の移設予定地の名護市辺野古では、抗議活動について
車中から「定年を過ぎたような人たちばかりですね」。ナレーションが「万一逮捕
されても生活に影響の少ない65歳以上のお年寄りを集め、過激デモ活動に
従事させているという」と続いた。
井上氏がトンネル前に立ち「このトンネルをくぐると建設現場」と説明し、「反対派の暴力行為により地元の住民でさえ高江に近寄れない状況」とナレーションが流れる場面も。
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