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★外国人を労働力に
豊橋市で31日に外国人集住都市会議
2017/01/17
支援の対象だった定住外国人を、地域活性化の担い手として生かそうという動きが始まっている。
外国人が多く住む全国25自治体の首長が一堂に会し、31日に豊橋市で開かれる外国人
集住都市会議でも、この議題が取り上げられる見通し。定住外国人は、人口減少に
を指す「ニューカマー」と共生する上での課題などを話し合う場として、
外国人集住都市会議は2001年に設立された。加盟自治体の持ち回りで年1回開催している。
日本が人口減少社会に突入する一方で、ニューカマーの定住・永住化と多国籍化が進んでいる。
そうした時代の流れを踏まえ、今回の同会議では定住外国人をこれまでのように支援の対象と
見なすのではなく労働力と捉え、積極的に生かす方策が議論される見通しだ。
「まちを活性化するための貴重な人材」。豊橋市の担当者は、市内に住む外国人に期待を寄せる。
同市は外国人と事業所とのマッチングの橋渡し役を買って出る。今月13日、市役所で外国人
向けに開いた就職説明会には、日本語・ビジネス研修を修了したブラジル人6人とフィリピン人
2人が参加。介護職や製造業などの事業所との面接に臨み、ブラジル2人が介護事業所に
採用されることになった。
昨年度、同市は事業所に補助金を出して外国人の就労を後押しした。それに加え今回初めて
面接会を開いたのは、雇用機会の拡大を図る狙いからだ。就職が決まった女性は「自分で会社に
面接に行くのはハードルが高かったので、マッチングの機会はうれしかった」と話した。
採用された2人は、2カ月程度の試用期間を経て正社員への登用が決まる。同市は来年度も、
面接会を継続したいとしている。
外国人集住都市会議の基調講演では、専門家が外国人児童・生徒に向けた日本語教育の
これからについて話す。その後、2つのセッションに分かれ、日本語教育のあり方や外国人が
地域社会により良いインパクトをもたらすための取り組みなどをめぐり意見を交わす。
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