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★米LAのすし店ですしネタ調査、約半分が不適切表示 研究
2017年01月12日 18:41 発信地:ロサンゼルス/米国
【1月12日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)市内にある評価の高いすし店
26店を対象に行われた研究で、提供されていた魚の半数近くに不適切な魚種名が
表示されていたとする調査結果が、11日付の国際学術誌「コンサベーション・バイオロジー
(Conservation Biology)」で発表された。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とロヨラ・メリーマウント大学(Loyola Marymount
University)の研究者らが2012年から2015年にかけて実施した調査は、口コミレビューサイト
「イェルプ(Yelp)」やレストラン格付けガイド「ザガット(Zagat)」で高い評価を受けていた26店の
すし店を対象に行われた。
研究を率いたUCLAのポール・バーバー(Paul Barber)教授によると、
「すし店で購入した魚の約半分は、自分たちが思っているものとは違った」という。
バーバー教授は「魚の不適正表示は故意ではない可能性もあるが、一部ではかなり
意図的に行われていると考えている」と述べながらも、「流通過程のどこで(不適正表示が)
行われるのかを知るのは困難だ」との見解を示した。
また論文の共同執筆者であるデミアン・ウィレッテ(Demian Willette)氏は、
食品の不適正表示自体は目新しいものではないとしつつも、食品についての
意識が高い人が多いロサンゼルスのような場所で、不適正表示がこれほど多く
見受けられたことが驚きだと述べた。
調査ではUCLAの生物学専攻の学生たちがすし店を訪問。人気のすしネタ10種類を
研究サンプルとして収集し、DNA鑑定したという。ウィレッテ研究員によると、
364点のサンプルのうち47%で不適正表示が見つかったという。
URLリンク(www.afpbb.com)