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★対日貿易赤字に不満=南シナ海人工島で中国非難-偉大な米国、鮮明に・次期米大統領
【ニューヨーク時事】トランプ次期米大統領は11日、ニューヨークで、
昨年11月の大統領選後初めて記者会見した。トランプ氏は日本に対する
米国の貿易赤字に不満を表明し、貿易不均衡の是正を重要課題に掲げた。
南シナ海で中国が造成した人工島を「要塞(ようさい)」と呼んで非難。
日本をはじめ世界各国が米国を尊敬するようになると主張し、
公約通り「偉大な米国」を目指す姿勢を鮮明にした。
トランプ氏は会見で「米国は中国や日本、メキシコ、全ての国に巨額の貿易赤字を
負っている」と述べた。「米国はもはや(日本などと)良い取引をできていない」との見方も
示し、通商面などで「米国第一」の対外政策を推進する方針を明確にした。
一方、南シナ海で造成した人工島の軍事拠点化を進める中国については「経済的にも、
南シナ海での巨大な要塞建設によっても、われわれに完全に付け込んでいる」と語った。
こうした現状認識を受け、自身の政権では日本やロシア、中国など「全ての国が過去の
(米)政権より、はるかにわれわれを尊敬するようになる」と、威信回復を誓った。
大統領選を狙ったサイバー攻撃についてはロシアの仕業と認めた。ただ、サイバー攻撃を
指示したとされるプーチン大統領に対しては「もう(サイバー攻撃を)やらないだろう」という
見通しを表明。過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで「ロシアはわれわれを支援できる」
とも期待した。
不法移民対策として目玉公約としてきたメキシコ国境への壁建設は、早期に実現する
意向を明らかにした。壁の建設費用はメキシコが負担すると主張してきた通り、
その交渉も就任後直ちに始めると約束した。
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