17/01/12 12:56:44.35
2017.1.12 05:00
★中国機が豪軍の哨戒活動を妨害 南シナ海周辺海域で
オーストラリア軍が南シナ海周辺で哨戒活動を行った際、
中国軍から複数回にわたって妨害を受けていたことが11日、分かった。
昨年12月中旬に開かれた日米豪3カ国の防衛当局者の会合で、
豪政府関係者が実態を説明した。豪側は3カ国の防衛協力強化を
訴えるとともに、タイやフィリピンなど東南アジア諸国連合(ASEAN)
との連携の必要性を強調したという。
日豪安全保障関係筋が明らかにした。安倍晋三首相は13~15日に
豪州訪問を予定しており、ターンブル首相との会談では、こうした南シナ海
における中国軍の行動を念頭に、両国の防衛協力のあり方を協議するとみられる。
豪側は日米豪3カ国の会合で、南シナ海周辺海域で活動する豪軍哨戒機が
定期的に中国軍機から妨害を受けていると説明。具体的事例として、
昨年9月26日に中国空軍のJ11戦闘機が豪軍機に接近したケースを示した。
J11の妨害について豪側は「プロフェッショナルな行動だった」とし、
中国軍の練度が高いレベルにあると分析した。
また、豪政府は8月24日にマラッカ海峡で、中国海軍の宋級潜水艦が航行
しているのも確認した。中国が建設を進めてきたミスチーフ礁やファイアリークロス礁
などの滑走路も完成段階に達しており、「航空機を受け入れることが可能になっている」
との見解を示したという。
URLリンク(www.sankei.com)
その上で、豪軍が日常的に南シナ海周辺海域で哨戒活動を行うためには
ASEAN加盟国の協力が不可欠と強調。豪政府はすでに、インドネシア政府との間で
両国軍による南シナ海での合同パトロールを検討していることを明らかにしているが、
これ以外にも拠点利用や後方支援などの協力が必要とする国としてタイ、フィリピン、
マレーシアの名前を挙げた。
URLリンク(www.sankei.com)