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2017.1.10 05:00
★【天皇陛下の譲位】新元号は平成31年元日から 皇室会議を経て閣議決定へ 法案提出は今年5月連休明け
天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、
平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、
同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには
元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と
衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」
として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。
複数の政府関係者が明らかにした。譲位の日時に関しては「○年以内に政令で定める」
として法案に明記せず、皇室会議を経て閣議決定する方針。
具体的には、平成31年元日、国事行為である「剣璽等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と
「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)を宮中で行い、官房長官が速やかに新元号を
発表する方向で検討している。
URLリンク(www.sankei.com)
皇位継承に伴う重要儀礼である大嘗祭は、準備に半年以上を要するため、平成31年11月に
ずれ込む見通し。皇位継承を内外に示す国事行為「即位礼正殿の儀」は大嘗祭の前に行われるという。
天皇陛下の譲位に関する有識者会議(座長・今井敬経団連名誉会長)は1月23日に
論点整理をまとめる。「一代限り」で譲位を可能にする法整備を求める内容になるとみられる。
これを受け、衆参両院は譲位に関する議論を始める方針。国会での議論を受け、
有識者会議は3月中に最終報告をまとめる。政府が国会に法案提出するのは、
5月の連休明けになる見通しだという。
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