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★【議員女子会】野田聖子「『女の敵は女』の筋書きを作る男」
(更新 2017/1/ 4 11:30)
女性活躍社会を公約に掲げる安倍政権。しかし、その実現は…。野田聖子議員、
金子恵美議員、山尾志桜里議員、三原じゅん子議員が行なった放談では、矛盾を指摘した。
* * *
野田:女性の活躍って安倍首相があれだけ言っているのに、そのおひざ元で女性をたたくのよね。
11月16日の自民党の部会合同会議がいい例。あれ、びっくりしたでしょ。
山尾:クオータ制度(議員の男女割り当て)の議論ですよね。政治における男女平等を実現するために、
候補者や議員などの一定数を女性に割り当てるシステム。
三原:日本は、世界平均の22%を大きく下回り、先進国で最低水準にあります。
山尾:衆参合わせた日本の国会議員717人中、女性は94人。全体の約8分の1です。半々を目指さないと。
野田:いや、その部会ではクオータの議論までいけなかった。やろうとしたのは、男女共同参画の法案。
山尾:あ、そこにさかのぼってみたいな。
野田:それすら否定されます、みたいな。
三原:もう「ク」の字でもダメです。
山尾:「ク」も(笑)。
野田:合同部会をやったときに、政治で女性が1割強では話にならない。
山尾:安倍政権は他の分野では、「社会のあらゆる分野において、2020年までに、
指導的地位に女性が占める割合が30%に」という目標を掲げているのに。肝心の政治の分野がそれをできていない。
野田:みっともないから「隗より始めよ」で。特に自民党はひどいから法案を作りましょうと、
まずは女性議員を増やす制度を作ろうとした。でも、現実には比例はブロックごとですし、
名簿は人気順という構成でしょ。韓国のようなクオータ制度は実現できない。
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金子:韓国の国政選挙は、各政党は比例代表の5割、小選挙区では3割以上を女性候補としていますね。
野田:うちで唯一できたのが、比例復活の議員の優劣で女性を最初に持ってくること。
でも、女性議員が1~2名に増える程度のマイナーチェンジぶり。自民党を敵に回すくらいだったら今回、その法案は落とそうと。
山尾:同16日に改めて「政治分野における男女共同参画推進法案」を通そうと?
野田:これならば、寝てても通るだろうと思っていたら、党内議論はまとまらず、やり直し。その議論がまた、すごかったんだよね。
金子:聞いています。
野田:某女性議員が、「法律を作らなくても自然に女性の割合は増えていく。
“男女均等”を掲げ、女性の登用を無理に行うことは逆差別で副作用が生じる」と言いだした。
紙を持った手を震わせながら、会議を傍聴していた支援団体に向けて反対意見を読み上げていて。
金子:その真意はどういうとこにあるんですかね。
山尾:読まされてるのか。
野田:だって、かつてはリベラルな政党にいたのよ、その人。
山尾:誰のこと言ってるか丸わかりです。
野田:リベラルだった人ほど自民党に来ると、なんちゃって右になっちゃう。
三原:支持団体への配慮も出てくるからね。
野田:選挙に弱い議員さんほど、自分の基礎票を支持団体が握っていると思い込んで、
振り回される。彼らの票をもらう代わりに、どれだけ現実社会から離れてしまうのか、という話です。
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