16/12/30 13:31:22.84
2016.12.30 02:00
★尖閣の状況把握体制強化 海保、全巡視船から映像送信 本庁や官邸でリアルタイム視聴
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海や接続水域に今年8月、
200隻を超える中国漁船と公船15隻が同時に侵入した事態などを受け、
海上保安庁が「尖閣警備専従部隊」の大型巡視船全12隻に映像伝送装置を
設置することが29日、分かった。巡視船の映像を海上保安庁本庁や官邸で
リアルタイムで視聴する体制を強化することで、非常事態時により迅速に
意思決定ができるようになる。平成29年度中の整備を目指す。
海保によると、尖閣警備専従部隊では現在、12隻のうち、ヘリコプター搭載型
大型巡視船2隻を含む3隻だけが映像伝送装置を搭載している。8月の尖閣
諸島周辺海域でも利用され、増強が必要と判断した。
海保は28年度当初予算、2次、3次補正で計約40億円を計上。これに合わせ、
無線でリアルタイムに転送された複数の映像を同時に視聴できる新システムも導入する。
官邸や海保幹部が、より的確に現場の様子を把握した上で指揮できるようになる。
URLリンク(www.sankei.com)
政府は21日に海上保安態勢の強化を話し合う関係閣僚会議を初開催し、
尖閣領海警備について「緊急的に整備を進める」との方針を決めている。
尖閣諸島周辺海域では、国有化した24年以降、中国公船が頻繁に航行。
今年11月末時点で計177日にわたり、延べ547隻が領海に侵入している。
URLリンク(www.sankei.com)
海上保安庁の映像伝送の仕組み
URLリンク(www.sankei.com)