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2016.12.26 06:43
★稲田朋美防衛相がTHAAD視察を断念 1月の米グアム訪問で 露政府刺激を回避
稲田朋美防衛相が来月中旬に予定している米領グアム訪問で、
米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の
視察を見送る方向で検討していることが25日、分かった。
15、16両日に来日したロシアのプーチン大統領が米国主導のミサイル防衛(MD)
への懸念を表明したことなどを受け、露政府を刺激することを回避するため。
THAAD導入の検討自体は引き続き進める。
稲田氏は当初、11日にグアムの米軍施設を訪問し、THAADを視察する予定だったが、
先の臨時国会が14日まで延長されたためグアム訪問を延期。来年1月12、
13両日に訪問する方向で調整している。
MDをめぐっては、プーチン大統領が15日に山口県長門市で行った安倍晋三首相との
会談で米国主導のMDシステムに対する懸念を表明した。
安倍首相は「日本の防衛システムは脅威を与えるものではない」と反論していた。
URLリンク(www.sankei.com)
プーチン氏に近いマトビエンコ上院議長も11月に来日した際、公明党の山口那津男
代表との会談で、THAADについて言及。「強く懸念している。地域がアンバランスになる
恐れがある」などと述べた。
安倍首相は来年の早い時期にロシアを訪問し、改めてプーチン大統領との会談に臨む
考えを示している。今月の首脳会談では外務・防衛担当閣僚級協議(2プラス2)の
再開でも合意した。防衛省が行っているTHAADなど新たなMD装備の調査研究は
継続するが、この時期に露側を刺激するのは得策ではないと判断した。
稲田氏はグアムでアンダーセン空軍基地を訪れ、米軍関係者と意見交換する。
また、グアム平和慰霊公苑も訪問し、南太平洋で戦死した英霊を合祀する記念碑に献花する。
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