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2016.12.25 01:41
★安倍晋三首相と菅義偉官房長官、維新の橋下徹、松井一郎両氏が4者会談 「対小池都知事」で連携模索
安倍晋三首相は24日、都内のホテルで、日本維新の会前代表で前大阪市長の
橋下徹氏と会談した。菅義偉官房長官と維新の松井一郎代表(大阪府知事)も
同席した。首相は国会での連携強化と憲法改正勢力の確保を念頭に、維新との
関係をさらに深めたい考えだ。会談では、日露首脳会談など外交問題のほか、
来夏の東京都議選に候補者を擁立する小池百合子都知事の動きも話題となったようだ。
会談は、官邸近くのホテルで昼食を取りながら約2時間半続いた。出席者によると、
2025(平成37)年の国際博覧会(万博)の大阪誘致で連携して取り組むことで一致。
橋下氏は首相に「ロシアのプーチン大統領は笑うのか」などと質問を連発し、トランプ次期
米大統領、フィリピンのドゥテルテ大統領の人物像なども話題に上ったという。
首相は会談後、記者団に「今年いろいろあったな、来年も共に頑張りましょう(と話した)」
とけむに巻いたが、維新との連携強化を目指しているのは明らかだ。
先の臨時国会では首相の指示で、自民党は維新の悲願だったカジノを含む統合型
リゾート施設(IR)整備推進法の成立を急いだ。首相は周囲に「通したのは維新の
ためだった」と打ち明けている。
URLリンク(www.sankei.com)
国政で与党寄りの姿勢を強める維新は、東京都議選を足がかりに「東京進出」を
図ろうとしている。来夏の都議選では支持率の高い小池氏が候補者を擁立する
見通しで、東京に地盤を持たない維新は劣勢。松井氏は都政改革をめぐる
小池氏の取り組みに疑念を呈するなど徐々に批判を強めつつある。
首相と菅氏も小池氏に対し警戒感を抱く。現在は都議会自民党と小池氏との
対立が先鋭化しており、小池氏が都議選で自民党都議の選挙区に“刺客”を
立てて「小池劇場」を演出すれば、自民党は大敗しかねないからだ。
会談では、橋下氏の政界復帰も話題になったようだ。首相は次期衆院選を
年明けに行わない判断をしたが、選挙までの準備期間が延びた分、
野党の選挙態勢が整うことも想定される。橋下氏が次期衆院選で政界復帰し、
憲法改正を掲げて連携できれば、首相にとって強力な援軍となる。
URLリンク(www.sankei.com)