16/12/25 02:02:29.87
★「サンタのお供」は差別か? オランダ、国二分の大議論
ライデン=吉田美智子2016年12月24日10時04分
オランダのサンタクロースには、「ズワルト(黒い)ピート」と呼ばれるお供がいる。
顔を黒く塗り、赤い唇、もじゃもじゃ頭のいでたちだ。このお供が今、
国を二分する議論となっている。「人種差別を助長する」と非難する
反対派に対し、支持派は「伝統を壊すな」と擁護する。
11月、オランダ西部ライデン中心街。この国で「シンタクラース」と呼ばれる
サンタクロースの一行がやってくると、親子連れが歓声をあげた。
先導役のピートの多くは顔を黒く塗った白人たち。
通りの脇で反対派グループが「黒いピートは人種差別」と記した看板を掲げた。
反対派グループに加わる南米スリナム系の移民2世エルビンさん(39)は
「小さいころ、学校のクリスマス前のイベントで、『お前は顔を塗らなくていいな』
とからかわれた。ピートは黒人の特徴をからかった差別だ」と憤る。
一方、介護福祉士アネケさん(37)は「子どものお祭りを邪魔するのはひどい。
ピートは煙突を通ったから、すすで顔が黒いのよ」と話した。
URLリンク(www.asahi.com)
白馬に乗ったシンタクラースの周囲を、おつきの黒いピートが歩く=オランダ西部ライデン、吉田美智子撮影
URLリンク(www.asahicom.jp)