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★カンボジア当局、違法象牙など1.5トン押収 中国行き貨物で発見
2016年12月22日 23:57 発信地:プノンペン/カンボジア
【12月22日 AFP】カンボジア当局は、違法取引のために木材貨物の中に隠されていた
象牙や動物の体の部位、合わせて1.5トン分を押収した。野生生物保護団体と当局者が
22日、明らかにした。貨物はモザンビークから中国へと輸送される途中だったという。
密輸業者の取り締まりのため、当局に協力している国際野生生物保護団体
「ワイルドライフ・アライアンス(Wildlife Alliance)」によると、
首都プノンペン(Phnom Penh)郊外で16日、税関職員らが貨物コンテナの
検査を行っていた際に摘発したという。
アフリカゾウの象牙1.3トン分、チーターの頭蓋骨10点、動物の骨82キロ分、
センザンコウのうろこ137キロ分が、希少な木材の陰に隠されていた。
摘発が行われたカンダル(Kandal)にあるドライポートの税関当局は声明で、
「あまりにも多くのゾウが犠牲になった大規模な事例だ。これらの動物の
ために正義を追求していく」と表明した。
ワイルドライフ・アライアンスによると、事件の中心人物は、密輸業者として
名の知られたベトナム人で、この人物の所在は今も明らかになっていないという。
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カンボジア・カンダルで税関当局が公開した、コンテナから押収された1.3トンにおよぶ象牙の一部(2016年12月21日撮影)
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