【国際】オバマ政権に冷たくされたタイは中国から兵器購入 親密になる中泰関係 [12/22]at NEWSPLUS
【国際】オバマ政権に冷たくされたタイは中国から兵器購入 親密になる中泰関係 [12/22] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
16/12/22 14:24:57.74
★アメリカに冷たくされたタイに食い込んだ中国兵器
オバマの理想主義がもたらした中国の“成果”
2016.12.22(木) 北村 淳

中国の軍事的・外交的拡張戦略の進展は、南シナ海だけにとどまらない。
南シナ海での人工島建設や基地群誕生のように大々的に取り上げられることはないが、
タイとの軍事的関係の親密化も目を見張る勢いで推進されている。

■露骨にタイに冷たく接したオバマ政権

2014年5月、タイで政治的混乱を鎮定することを大義とした陸軍が中心となって
クーデターが敢行され、8月にはプラユット陸軍総司令官が国王から首相に任命され
軍事政権が発足した。

それ以降、軍事政権を一律に忌み嫌うオバマ大統領は、タイに対して露骨に冷たい
姿勢を示し始めた。

オバマ政権の方針により、それまでタイ軍部と親密な交流を続けてきていたアメリカ軍部も、
合同演習などの規模を縮小したり、中止したりせざるを得なくなった。そのため、東南アジアや
極東軍事戦略を担当していたアメリカ軍関係者などの間からは、「アメリカ軍とタイ軍の関係が
疎遠になってしまうと、その隙に乗じて中国人民解放軍の影響力が強まりかねない」といった
危惧の声が上がっていた。

その心配は的中した。オバマによるタイ軍事政権に対する“冷たいあしらい”が始まるやいなや、
中国側からタイ軍事政権への軍事的・経済的なさまざまなアプローチが開始されたのである。

本コラムでも指摘したように、2015年夏には、中国によるタイ海軍への潜水艦売り込みに
関する具体的情報が流れ始めた。国防予算の関係でこの年の取引は白紙となったが、
中国側が“経済的パッケージ”を提供したことで、2016年の夏には3隻の中国製「元型S26T」
潜水艦をタイ海軍が手にすることが決定した(本コラム2016年7月14日「潜水艦3隻購入で
中国に取り込まれるタイ海軍」)。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

潜水艦は国家機密の塊ともいえる軍艦である。そのような潜水艦をタイ海軍に売却し、
潜水艦要員の教育訓練や合同演習などを行うことで、人民解放軍海軍とタイ海軍の
結びつきは強固になっていく。そして中国側は、潜水艦売却に加えて、継続的に必要
となるメンテナンスや修理などを通して経済的利益をも手に入れることになったのである。

■今度は新鋭地対空ミサイル

オバマ政権がタイ軍事政権を敵視する政策をとることは、中国にとって好機に他ならない。
中国はこの機に乗じて、軍事上の利益と経済的利益を手中に収めつつ、中国国防圏を
タイにまで拡大していこうとしている。その戦略は潜水艦取引にとどまらない。

12月13日、タイ空軍は、中国の「中国精密机械进出口总公司」(CPMIEC:中国国営の
防衛企業。主としてミサイルや防空システムに関連した兵器や技術の輸出の代理店)
から輸入したKS-1C中距離地対空ミサイルシステムを公開した。

1980年代以降、タイ空軍は短距離(最大射程10キロメートル以下)地対空ミサイルを
イギリス、スイス、スウェーデンなどから輸入していた。だが、その後、それらは中国製の
QW-2短距離地対空ミサイルに置き換えられてきた。そして今回、最大射程距離
70キロメートル、最大射程高度27キロメートルとこれまでの短距離地対空ミサイルに
比べると極めて高性能のKS-1C中距離地対空ミサイルを、タイ空軍は手にすることになったのだ。

KS-1Cは人民解放軍(陸軍と空軍)が使用しているHQ-12対空ミサイルシステムの
輸出向けバージョンである。そのため、中距離地対空ミサイルを初めて手にした
タイ軍に対して、中国人民解放軍が教育訓練を実施することになる。
訓練を通して両軍の関係はますます親密になっていくものと思われる。

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

※3~4ページ目はリンク先へ

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