16/12/20 22:10:46.03
2016.12.20 20:11
★【「帝国の慰安婦」問題】著者に懲役3年を求刑 「日本軍と同志的関係」 韓国検察 来月末に判決
【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題に関する韓国の学術書「帝国の慰安婦」で、
元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損(きそん)の罪に問われている
朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授の論告求刑公判が20日、ソウル東部
地裁で開かれ、検察は懲役3年を求刑した。朴氏は無罪を主張し、結審。
判決公判は来年1月25日に開かれる。
検察は論告で、慰安婦について朴氏が著書の中で「日本軍と同志的関係に
もあった」などとし、河野洋平官房長官談話(1993年)などが認めた旧日本軍の
強制性という「明白な事実」に反し、虚偽を記述したと指摘。「史実を意図的に
歪曲(わいきょく)し、被害者(元慰安婦の女性)を傷つけた」と主張した。
弁護側は最終弁論で「著書は強制性を否定しておらず、日本の責任についても
批判している。名誉毀損の罪に当たらない」とし、無罪を主張した。
さらに、最終意見陳述で朴氏は、元慰安婦の女性らに直接意見を聞くなどして
慰安婦問題の研究を25年間続けてきた経験を述べた上で、「元慰安婦の女性
らの名誉を傷つける意図は全くなかった」と訴えた。
一方、この日の公判には、著書によって名誉を傷つけられたという元慰安婦の
女性が証人として出廷し、「憤怒を感じる」などと述べ、厳罰を求めた。
URLリンク(www.sankei.com)
朴氏の著書をめぐっては、元慰安婦らが2014年、朴氏を刑事告訴し、
ソウル東部地検が昨年11月、在宅起訴した。裁判では、名誉毀損罪に
相当するかどうかが争点となっているが、韓国での「表現・研究の自由」の
問題にからみ、内外で裁判所の判断に関心が高まっている。
URLリンク(www.sankei.com)