16/12/20 13:51:33.48
★【神奈川】関東大震災「朝鮮人や中国人殺害」 最終原稿で表現復活
2016年12月20日
◆横浜市教委の中学生副読本
横浜市教育委員会が改訂中の市立中学生用の副読本で、関東大震災(一九二三年)
について「朝鮮・中国人の虐殺」が記述されない恐れがあった問題で、市民団体
「歴史を学ぶ市民の会・神奈川」は十九日、改訂の最終段階の原稿を情報公開
請求で入手し、草稿段階で削除されていた朝鮮・中国人の殺害の記述が復活して
いることを確認した。それによると、「朝鮮人や中国人が殺害される、いたましい
できごとも起こりました」とつづっている。
市民の会・神奈川が入手した原稿では、大震災による死者、行方不明者など、
横浜での被害を紹介。火災などの二次被害に触れた上で、「市民は不安にかられました。
この混乱の中で、根拠のないうわさが流れ、朝鮮人や中国人が殺害される、
いたましいできごとも起こりました。どうしてこのようなことが起きたのでしょうか」
と盛り込み、原因を考えさせるようにしている。
市民の会・神奈川は「何も記述されないという最悪の懸念は脱したが、虐殺の言葉や、
警察や自警団という虐殺した主体が載っていない。引き続き粘り強く活動する」
としている。
副読本の名称は「ヨコハマ エクスプレス」(A4判八十三ページ)で社会科などで使う。
市教委によると現在は校正段階で、年明けにも印刷を開始し、年度内に一、二年生に配布する。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)