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★国内最大サンゴ礁、97%「白化」 死滅は5割超 沖縄
山本智之2016年12月16日03時53分
日本最大のサンゴ礁域として知られる沖縄県の石西礁湖(せきせいしょうこ)で、
海底を覆うサンゴの97%に「白化現象」が広がり、すでに半分以上は死滅
したことが環境省の調査で分かった。白化現象は、高い海水温などの影響で
サンゴが白っぽくなって衰弱する現象。地球温暖化が進むにつれて多発する
恐れが指摘されている。
深刻な白化現象が起きた背景について、環境省那覇自然環境事務所は
「6~9月にかけて30度を超すような高い海水温が続いたのが原因」と分析している。
同事務所は9~10月、石垣島と西表島の間に広がる石西礁湖内の35地点で
サンゴの状態を調べた。死んだサンゴの割合は7~8月の調査では5・4%だったが、
今回の調査では56・7%にのぼった。
URLリンク(www.asahi.com)
白化したサンゴと、死滅して褐色の藻に覆われたサンゴが混在する海底=10月、沖縄県の石西礁湖、環境省提供
URLリンク(www.asahicom.jp)