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★中国軍事費、20年には倍増の可能性 35兆円規模か
2016.12.15 Thu posted at 19:17 JST
ロンドン(CNNMoney) 軍事情報企業「IHSジェーンズ(IHS)」は
15日までに、中国の軍事費が2020年に10年の1230億米ドルから
ほぼ倍増の2330億ドル(現在の為替市場では約35兆1000億円)に
膨らむと分析する新たな報告書をまとめた。
中国の軍事費の規模は現在、世界2位。現行の伸び率を見た場合、
20年までには英国の国防費の4倍以上に達し、西欧諸国の軍事費の
総計分を上回ると分析している。
アジア太平洋地域の諸国の国防費は近年、国内経済の成長と共に
増加基調にある。近年、緊張感が高まる南シナ海の領有権論争が今後、
軍事費をさらに押し上げる要因になるとも見ている。
IHSの首席アナリストは、アジア太平洋地域の軍事政策の重点は従来の
領土防衛から、勢力圏の拡張へ移行していると指摘。同地域にとっては
新たな政策上の潮流でもあり、関連諸国間で軍事力を試す遭遇が
増える可能性を意味するとも分析した。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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同報告書によると、アジア太平洋地域の大国でもあるインドの軍事費も
大幅に増えている。今年は40億ドル増えてサウジアラビアやロシアを抜き、
各国別での国防費支出では初めて上位5カ国内に入った。
18年までには英国を追い抜き、世界3位に浮上する見通し。同国は最近、
最大で150機の新型戦闘機を調達する計画を発表。インド海軍はフランスの
軍需企業DCNSにスコルペヌ級潜水艦を6隻発注した。近代化を狙う同国軍は
装備品の更新を必要としており、インドは今後3年内に世界の兵器メーカーに
とって需要の成長が見込める注目すべき市場に再度位置付けられるだろうとも予測した。
URLリンク(www.cnn.co.jp)