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2016.12.14 21:50
★【日露首脳会談】安倍首相の地元「オバマ氏並み」厳戒警備…ロシアのプーチン大統領、山口へ
１５日に山口県、１６日に東京で行われる日露首脳会談。
ロシア大統領との首脳会談が地方で開催されるのは、平成２０年の北海道洞爺湖
サミットを除けば、橋本龍太郎首相（当時）とエリツィン大統領（同）が静岡県伊東市で
１０年に行った「川奈会談」以来。警察当局は米大統領に匹敵する警備態勢を敷いて
おり、安倍晋三首相の地元・山口では、警察官が警戒に当たるなど「厳戒ムード」に包まれた。
同県長門市の会場周辺では１４日、雨の降りしきる中、数十人の警察官が周辺に
目を光らせた。近くを流れる川の河川敷なども立ち入り禁止にして徒歩で巡回し、
不審物がないか確認した。
首脳会談の開催を受けて警察庁は、警備局長をトップとする「警護警備対策室」を設置。
山口県では、全国３２都道府県警からの約２５００人の特別派遣部隊を含めて
最大約４１００人態勢で警備にあたる。今年５月にオバマ米大統領が訪問した
広島（約４６００人態勢）に迫る規模だ。
ロシアのプーチン大統領は１５日に専用機で来日し、会場まで車で向かうとみられている。
地元の警備関係者は「ロシアはやはり秘密主義で、全然情報が下りてこない。
会場までのルートなども、事前にこちらで決めて準備している」と明かした。
今月に入りロシアの政府専用機が着陸するなど、ロシア側が誘導路や地上施設を
確認したとみられる山口宇部空港（同県宇部市）でも、白バイやパトカーを実際に
走らせて飛行機の駐機位置や車列の配置などを確認。周辺道路には警察官が
一定間隔で立ち、当日の準備に追われた。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)
山口県警は１４～１６日の３日間、県内の中国自動車道など、高速道路や
主要国道の一部区間で交通規制を実施する。空港近くを自動車で通りかかった
女性（６２）は「今日になって急に警察官の数が増えた。少し緊張するが、
北方領土問題などが少しでも進展すればいい」と話した。
警視庁も１６日の東京での会談に備えて最大約７千人を動員する。
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