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★高齢夫婦殺害で無期=22歳被告「障害影響」-岐阜地裁
岐阜県関市の民家で2014年11月、高齢の夫婦を殺害したとして
殺人などの罪に問われた無職笠原真也被告(22)の裁判員裁判で、
岐阜地裁(鈴木芳胤裁判長)は14日、笠原被告に無期懲役
(求刑死刑)を言い渡した。
笠原被告は起訴内容を認めており、死刑選択の是非が主な争点だった。
鈴木裁判長は「2人の尊い命が奪われており、結果は重大。
牛刀で首を刺すなど強い殺意があった」と認めた。一方で、夫婦と同居
していた孫の女子中学生を乱暴して性的欲求を満たしたいという動機に、
被告の精神障害が直接影響したと指摘。殺人に至った背景にも
「障害に基づく不安増大があった」と述べ、死刑を回避した。
判決によると、笠原被告は14年11月11日午前11時55分ごろ、
関市の無職井上大三さん=当時(81)=方に侵入。用意していた
牛刀で、井上さんと妻美智子さん=同(73)=の首を突き刺し、殺害するなどした。
(2016/12/14-17:14)
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