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★日中韓サミットの年内開催、絶望的に 朴氏の弾劾可決で
武田肇、ソウル=東岡徹2016年12月10日13時34分
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が大統領権限を停止されたことで、日本政府が
19、20日で調整してきた日中韓首脳会談(サミット)の東京開催が絶望的になった。
日本側は大統領の職務を代行する黄教安(ファンギョアン)首相の訪日を模索するが、
可能性はほぼない。年内開催は見送られる公算が大きく、日本政府は外交戦略の見直しを迫られそうだ。
弾劾(だんがい)訴追案可決後、黄首相は尹炳世(ユンビョンセ)外相に電話。
「大統領職務停止という非常事態に直面した」として、すべての在外公館を通じて
韓国政府の対外政策に変更がないことを説明するよう指示した。だが黄首相が外交で
リーダーシップを発揮できる余地はほとんどなく、韓国外交省幹部は
「もう新たな外交政策を打ち出せない」と漏らす。
最初に影響を受けそうなのが、日中韓サミットだ。3カ国が毎年回り持ちで議長国となって開催する。
今年は日本が議長国で、来年は中国。日本で年内開催できない場合、来年も日本が議長国を続ける。
URLリンク(www.asahi.com)
菅義偉官房長官は10日、東京都内で講演し、日中韓3カ国首脳会談について
「朴槿恵韓国大統領の弾劾(訴追案)が可決された。最終調整をしているが、
年内開催は極めて厳しい状況になってきていることも事実だ」と述べ、
年内開催は困難との考えを改めて示した。
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