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★メルケル首相の与党 難民・移民の受け入れ厳格化へ
12月8日 5時18分
ドイツで難民や移民の受け入れへの社会の反発が強まる中、メルケル首相が
党首を務める与党は、来年秋に予定されている連邦議会選挙に向けて、
受け入れの厳格化やイスラム教徒の女性がベールなどで顔を覆うことを
禁止する方針を打ち出しました。
ドイツの中道右派の与党「キリスト教民主同盟」は、7日、西部エッセンで
開いている党大会で、来年秋に予定されている連邦議会選挙に向けた
事実上の選挙公約となる党の政策綱領を採択しました。
政策綱領には難民対策として、ドイツ社会に溶け込もうとしない人に支援金の
減額や国外退去などの罰則を科すことや、国境沿いに難民や移民の
管理センターを設置し明らかに難民として認められない人は速やかに
本国に送還することなどが盛り込まれています。
また、ドイツ社会では顔を見せ合って会話することが重要だとしてイスラム教徒の
女性がベールなどで顔を覆うことを禁止する方針も打ち出しました。
ドイツ国内では難民を積極的に受け入れる政策を進めてきたメルケル首相への
批判が高まり、「キリスト教民主同盟」は、難民の受け入れに反対する
新興政党に支持を奪われています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
ドイツのメルケル首相は、イスラム教徒の女性衣装「ブルカ」など顔全体を覆う
衣装の着用禁止を呼び掛けた。首相として4選への支持を自ら率いる与党
「キリスト教民主同盟(CDU)」に求める中で、これまでの寛容な移民受け入れ
政策への批判に応えた形だ。
首相は6日エッセンで開かれたCDU党大会で、ブルカ禁止に対しこれまでで
最も強い姿勢を示し、移民が将来押し寄せるような事態からドイツを守るとも
発言した。党大会に集まった党員代表者らから拍手と歓声を浴びたが、
代表者の投票によるCDU党首としての支持は89.5%。
2年前の96.7%から低下し、首相就任以降で最低を記録した。
首相は「顔全体を覆うことはドイツには適しない。禁止するのが妥当だ」と主張。
2015年に推定89万人がドイツへの亡命を申請するなどの大規模な移民の
流入について、「二度と繰り返されるべきでない」と語った。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)