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2016.12.8 15:22
★自衛隊機飛行差し止め認めず 住民側逆転敗訴 厚木基地騒音訴訟で最高裁
米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(神奈川県)の周辺住民が騒音被害を訴え、
国に夜間・早朝の自衛隊機と米軍機の飛行差し止めや損害賠償を求めた第4次厚木基地
騒音訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は8日、自衛隊機のみ
夜間・早朝(午後10時~翌午前6時)の飛行差し止めを認めた2審東京高裁判決を破棄し、
住民側逆転敗訴とした。最高裁が審理対象から排除した米軍機の飛行差し止めとともに、
認めない判断が確定した。
また、同小法廷は、騒音被害による将来分の損害賠償も認容した2審判決を破棄し、
将来分の請求を退けた。
住民らは自衛隊機、米軍機ともに午後8時~翌午前8時の飛行差し止めを求める行政訴訟と、
将来分も含めた賠償を求める民事訴訟を起こしていた。基地の騒音をめぐる行政訴訟で
最高裁が判断を示すのは初めて。差し止めが認められなかったことで各地の同種訴訟にも
影響を与えそうだ。
URLリンク(www.sankei.com)
1審横浜地裁は、基地騒音訴訟で初めて夜間・早朝の自衛隊機の飛行差し止めを命じ、
約70億円の賠償を認めた。2審は、米軍艦載機の岩国基地への移駐が平成29年中に
予定されていることを踏まえ、「28年末まで」の期限付きで差し止めたほか「騒音の発生は
今後も見込まれる」と将来分の賠償を認定し、約94億円に増額した。
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