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★トランプ、ドゥテルテ、プーチン なぜ世界は独裁者求めるか
2016.12.05 16:00
周囲の意見など一顧だにせず、暴れまくるトランプ大統領の出現。この男に象徴されるように、
世界では続々と独裁者が出現してきている。この現象の背後では、いったい何が起こっているのか。
トランプ氏の勝利を当初から予測していたジャーナリストの木村太郎氏と国際政治学者の
三浦瑠麗氏が、世界に訪れつつある「独裁者の季節」について語った。
─世界的に独裁者の季節が到来している感がある。
三浦:フィリピンのドゥテルテ大統領は、中産階級の反乱を起こしたと言えます。
木村:民意による支持がないと強権的な政治はできなくて、今起きているのはそういう現象ですね。
だから、これから日本でもあり得る現象かもしれない。
三浦:暴言を吐いて敵を作ってスケープゴートにしていくという手法ですね。
木村:橋下さん?(笑)。まあでも、ドゥテルテ大統領については、私は高く評価しています。
マニラ・タイムズが論説で書いていましたが、彼が任期をまっとうしたらフィリピン史はBD
(ビフォア・ドゥテルテ)、AD(アフター・ドゥテルテ)という時代分けになるかもしれないと。
外交はしたたかで、オバマは人権だの何だの文句は言うが、ビタ一文出さない、
南シナ海にも駆逐艦を通すだけで何もしない、それなら中国と仲良くして漁ができるように
したほうがいいという現実的な判断をした。日本にもそうした選択肢があると私は思っている。
三浦:ええっ!? 私はそうは思わないな。日本にとって最大の脅威はやはり中国だと思います。
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