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★(朝鮮日報日本語版) 国政介入：「朴大統領のプラセンタ注射」認めるも美容目的は否定
朝鮮日報日本語版 12/6(火) 8:54配信
5日、国会で開かれた「崔順実（チェ・スンシル）国政調査」第2回機関報告では、
大統領府がこれまで購入した医薬品が議論になった。
「白玉注射（グルタチオン注射）、胎盤エキス注射（プラセンタ注射）、
甘草注射を朴槿恵（パク・クネ）大統領に打ったのは事実か」という与党・セヌリ党
チャン・ジェウォン議員の質問に、同日出席したイ・ソヌ大統領府医務室長は
「必要な処方に基づいて処置された。処方に含まれている部分は事実だ」と答えた。
だが、同医務室長は「ただし美容目的で使用したわけではない。胎盤エキスや
甘草などの注射が美容目的でしか使用されないという点には同意しがたい」とも述べた。
そして、患者の疲労回復や免疫力増進などの目的で注射剤を使用すると説明した。
さらに、「朴大統領に不眠症の薬を処方したことがあるか」という野党・共に民主党、
安敏錫（アン・ミンソク）議員の質問には、「処方したことがある。しかし、大統領は
服用なさらなかった」と答えた。
イ・ソヌ医務室長はまた、貨客船セウォル号沈没事故時、朴大統領がアンチエイジング
（老化防止）などの施術を受けていたとの疑惑については「セウォル号沈没事故の日、
朴大統領の診療はなかった」と述べた。「その日、大統領府派遣の看護将校が施術をした
可能性もある」という疑惑に対して、大統領府は「その将校が大統領の処置のため最初に
行為をしたのは2014年6月以降」と説明した。
野党議員らは「（セウォル号事故があった日の）4月16日の大統領を見ると、寝起きの顔だ。
誰かが大統領に麻酔をかけたか、熟睡させる処置をしていたもの」と主張した。
すると、韓光玉（ハン・グァンオク）大統領府秘書室長は「全面的に同意できない。
推測による主張で、誤解を招くおそれがある」と反発した。
さらに、野党議員らは「大統領府は使用意図不明の向精神薬を過度に購入しており、
誰が使用したのかも疑問だ」とも主張した。これに対して、イ・ソヌ医務室長は「向精神薬は
海外歴訪のための睡眠薬だ。大統領府医務室は警護室・安保室や各支援部隊など
約2100人について医務支援をしている。（麻薬類の在庫問題も）すべて記録されているので、
関連資料を追加提出する」と述べた。
大統領府が発毛治療剤を購入したという話も出た。
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