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★英 南シナ海で戦闘機飛行へ 中国の行動に懸念
12月2日 11時57分
イギリス政府は、中国が海洋進出を強めている南シナ海の上空に自国の戦闘機を
近く飛行させることを明らかにし、イギリスとしても南シナ海での中国の行動に懸念を
抱いていることを示しました。
これは、アメリカの首都ワシントンで行われたシンポジウムで、イギリスのダロク駐米大使が
会場の質問に答えて明らかにしました。
この中で、ダロク大使は、中国が海洋進出を強めている南シナ海について、
「イギリス政府は、航行の自由や飛行の自由を守るというアメリカ政府の目標を共有している」
と述べました。
そのうえで、共同訓練のために現在、日本に派遣しているイギリス空軍のタイフーン戦闘機を、
近く南シナ海の上空に飛行させることを明らかにし、イギリスとしても中国の行動に懸念を
抱いていることを示しました。
また、ダロク大使は「2020年にはイギリスは新たに2隻の空母を保有し、太平洋地域に
派遣するだろう」とも述べ、アジア太平洋地域の安全保障にイギリスも関わっていく意向を示しました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)