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★台湾が南シナ海の島で救助訓練公開 島の領有権をアピールか
11月30日 7時05分
台湾当局は、南シナ海で実効支配する島で海難救助訓練の様子をメディアに公開し、
島の領有権を内外にアピールする狙いがあると見られます。
台湾南部からおよそ１６００キロ離れた南シナ海の南沙諸島（英語名スプラトリー諸島）
の太平島は、中国やフィリピン、ベトナムも領有権を主張していますが、
台湾が軍用の滑走路を整備するなどして実効支配しています。
台湾当局は２９日、外国籍の船で起きた火災のけが人を救出するという想定で太平島と
その周辺で救助訓練を行い、その様子をメディアに公開しました。訓練では、
海上警備当局「海岸巡防署」の艦船やヘリコプターが海上の捜索や救助に当たり、
けが人を島の医療施設に運んで応急処置をしたあと、軍の輸送機で台湾の病院に
搬送する手順を確認しました。
台湾で蔡英文政権が発足したあと、太平島にメディアの上陸を認めたのは初めてで、
海岸巡防署の李仲威署長は記者団に、「われわれが南シナ海の島々の主権を持つ
ことは疑いがない事実だ」と強調しました。
台湾では、南シナ海をめぐる国際的な仲裁裁判で、太平島が「島ではない」と
判断されたことに反発が出ています。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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