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★キューバ フィデル・カストロ前国家評議会議長が死去
11月26日 14時33分
キューバの国営テレビは、1950年代にキューバ革命を起こし、反米の社会主義政権を
半世紀にわたって率いたフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、亡くなったと伝えました。
90歳でした。
これはキューバの国営テレビが伝えたものです。カストロ前議長は1959年にキューバ革命を
起こして親米政権を倒し、以後、最高指導者として反米の社会主義政権を率いてきました。
米ソ冷戦の中、当時のソビエトと関係を深め、1962年にはソビエト製のミサイルのキューバへの
配備をめぐって、米ソの核戦争への緊張が一気に高まった、いわゆる「キューバ危機」が起きました。
カストロ前議長は2006年に体調を崩し、2008年には議長を退任して実の弟の
ラウル・カストロ氏に政権を移譲しましたが、その後も一定の影響力を保ってきました。
キューバは去年7月に、半世紀以上にわたって敵対してきたアメリカと国交を回復し、
カストロ前議長は国交回復に向けた交渉を始めたラウル・カストロ議長の判断は
適切だとして支持する考えを明らかにしていました。
また、1995年と2003年には日本を訪問しているほか、ことし9月には日本の総理大臣として
初めてキューバを訪問した安倍総理大臣と会談し、北朝鮮の核開発問題などについて
意見を交わしました。
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