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★無届けで遺跡にドコモ基地局…業者が公文書偽造
2016年11月24日 21時03分
山梨県と南アルプス市の教育委員会は２４日、ＮＴＴドコモが２０１３年、
塩を精製した土器などが見つかった奈良時代～平安時代の住居跡
「向第１遺跡」など同市内の遺跡２か所に無届けで携帯電話基地局を
建設していたと発表した。
受注した長野県の建設業者が、遺跡内で工事を行う際に必要な同市の
公文書を偽造してＮＴＴドコモに提出し、同社も、この公文書の公印に
別の自治体名が残っていたのに気付かなかった。
発表によると、公文書を偽造したのは、長野県上田市の「大広建設」。
文化財保護法は遺跡内で工事を行う際、事前に市町村教委に届け出た
上で発掘調査を行うことなどを求めているが、同社の担当者は他の自治体の
公文書を使い、「遺跡の調査は不要」という南アルプス市の公文書を偽造した。
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