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★【共産党研究】朴政権崩壊で強まる党の「反日」度 歴史批判を売り物に
2016.11.24
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、絶体絶命の危機に立たされている。
4年前、朴氏が大統領に就任した際、共産党の志位和夫委員長は祝辞を送っている。
他国の、しかも「反共・保守派」の大統領に当選の祝辞を送ることは初めてのことだろう。
それぐらい、共産党は「親韓派の政党」になっているということでもある。
だが、かつては最も「嫌韓派の政党」が共産党だった。
朴氏の父、朴正煕(パク・チョンヒ)氏が大統領だった時代は、まともな国として認めていなかった。
朝鮮半島の唯一合法政府は、朝鮮民主主義人民共和国、すなわち北朝鮮というのが共産党の立場であった。
だから、韓国とか、朴政権を表示する際、すべてカギかっこを付けていたものである。
北朝鮮は「地上の楽園」、韓国は米国に支配された軍事独裁政権というのが、
朝鮮半島に対する共産党の見方であった。
それが今では180度変わり、野党として韓国との接近に最も力を入れている。
その契機となったのが、志位氏の2006年の初訪韓であった。
以来、志位氏は2年に1度のペースで訪韓し、高麗(コリョ)大学、建国(コングク)大学などで講演を行っている。
韓国側でも、朴支持派の有力紙が日本共産党をベタ褒めにする記事を掲載したり、
志位氏の著書の翻訳本が出版されるなど、蜜月と言っても良いような関係が築かれてきた。
なぜ、共産党と本来反共国家の韓国が結びつくのか。
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理由は簡単である。両者には、日本の過去の歴史を批判することで、大きな共通点があるからだ。
共産党は、侵略戦争や植民地支配に反対してきたことを売り物にしてきた政党である。
慰安婦問題も含め、日本の歴史を貶める発言をすればするほど、自らを持ち上げ、韓国には喜ばれるのである。
2年前の10月、志位氏が高麗大学で講演した際、参加者から「東京で日本共産党が中心になって、
少女の像(慰安婦像)を建てることはあるのか?」と質問があったが、志位氏の回答には驚いた。
「像が建てられることのないような政治にしていきたい」と回答したのである。
これでは、東京に慰安婦像が建てられても仕方がないということではないか。
像などというものは、撤去しない限り半ば永遠に残るものである。
これこそ、日韓友好を妨害する以外の何ものでもない。なぜ、きっぱりと否定し、その誤りを指摘しないのか。
■筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)1948年、兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。
18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。議員秘書を経て、
1995年に参院議員に初当選。共産党のナンバー4の政策委員長を務める。2003年に議員辞職し、
05年に離党。評論・言論活動に入る。著書に『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、
『野党という病い』(イースト新書)など。
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