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★日本や韓国から大量の「ゴミ衣服」密輸 未消毒で流通の危険も=中国
2016-11-20 09:17
古くなったり汚れたりして着られなくなり、捨ててしまった衣服。
もし、ゴミ捨て場から拾われ、外国に運ばれて洗われることなくそのまま売られていたとしたら、
もはや手元を離れてしまったとはいえ、何とも言えぬ気持ち悪さを感じるかもしれない。
中国メディア・南方網は17日、広東省深セン市で、今年に入って日本や韓国から
来たとみられる使用済み衣服の密輸ゴミが押収される案件が相次いだことを報じた。
記事は、9月に同市公安当局が同市付近の海域を航行していた船を拿捕、
船内からは密輸目的とされる衣類のゴミ441トンが見つかったと紹介。
船長は台湾籍の人物で、ある船員が「荷物はみな日本や韓国で集めてきた古着。
香港を出発し、台湾に向かったが、その後折り返して大陸沿海を航行していた」と
供述していることを伝えている。
また、税関当局の担当者が「衣類の出所については複雑で不明。おおむね消毒処理が
施されておらず、多くの衣服には明らかな汚れがあった。大量の細菌が充満しており、
多くの疾病の感染源になる可能性が非常に高い。国内の市場に流通すれば、
市民の安全や健康が著しく脅かされる」と語ったことを紹介した。
そのうえで、17日に記者が実際に押収された衣類ゴミを確認したところ、
運動服やスカーフ、セーター、毛皮などが含まれていたと紹介。
消毒殺菌処理が施されたうえで、同市内のゴミ焼却所に運ばれたと伝えた。
なお、同市では6月にも同様に衣類ゴミ605トンが見つかり、当局が押収する
事案が発生していたという。
URLリンク(news.searchina.net)
※過去のニュース
★中国で売っている「輸入古着」にご注意!「死体から脱がせた服もあるかも…」―中国報道
2013年05月16日
中国広東省東莞市では、禁じられているはずの「輸入古着」が堂々と売られており、
問題視されている。15日付で羊城晩報が伝えた。
同市の虎門鎮と大朗鎮はアパレルで有名な街だが、街角の露店で売られている「外国製」の衣類は、
禁じられているはずの「輸入古着」が多い。1着20元(約250円)前後というあり得ないほどの安さから、
売れ行きは絶好調。中にはこの「輸入古着」ビジネスを全国展開している業者もいる。
だが、虎門鎮で長年、衣類の販売をしている楊さんは、「『輸入古着』は外国のゴミ置き場や
病院の死体安置所から持ってこられたものが多いらしい」と指摘する。輸入が禁じられているのは、
「輸入古着」に付着した病原菌や伝染病などが中国国内に入り込むことを防ぐためだという。
業界関係者は、こう話す。「中国に着いたばかりの『輸入古着』はひどいもんですよ。
シミや汚れはあるし、悪臭も放っているんですから。でも、それに少しばかり処理を施しただけで
売りに出してしまう。ぼろ儲けですよ」。
URLリンク(www.focus-asia.com)