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2016.11.15 07:04
★被告に懲役14年判決 「強い殺意、犯行態様悪質」 群馬
伊勢崎市で今年1月、ペルー国籍の知人男性を殺害したとして殺人罪に問われた同国籍の
ヒガ・ガデア・ミツゴ・ヨシ被告(35)の裁判員裁判の判決公判が14日、前橋地裁で開かれ、
鈴木秀行裁判長は懲役14年(求刑懲役17年)を言い渡した。殺人か正当防衛か、
検察側と弁護側の主張が真っ向から対立したが、鈴木裁判長は検察側立証に基づく判決を下した。
判決理由で鈴木裁判長は、第2回公判に出廷した知人男性の「ヒガ被告は座っていた被害男性の
左斜め後ろに立ち(包丁を持つ)右手を複数回突き出した」という供述について「自然かつ迫真的である」
「十分に信用できる」とした。その上で、刃渡り約17・2センチの包丁で左脇腹を複数回刺したのは、
「強い殺意に基づくもので犯行態様は悪質」と断じた。
公判で、検察側はヒガ被告が一定の計画性のもと、背後から左脇腹を複数回刺したとしたのに対し、
弁護側は被害男性が包丁を持って迫ってきたため「もみ合いのうちに刺さった。正当防衛だった」
と無罪を主張していた。
検察側が主張した一定程度の計画性について鈴木裁判長は被害男性の来訪を知らなかったことから
「認められない」とした。だが、被告に対しては、証拠隠滅を図るなど情状理由はなく
「(公判では)悼む言葉を述べるものの、反省する態度はほとんどうかがえなかった」とした。
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