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★鶴保沖縄相、差別認めず 「言論の自由はどなたにもある」
2016年11月8日 13:29
【東京】鶴保庸介沖縄担当相は8日の参院内閣委員会で、米軍北部訓練場の
建設現場で大阪府警の機動隊員が反対する市民に対して「土人」などと差別的な
発言をした問題について「個人的に『これは差別である』という風には断定はできない」
との見解を示した。共産党の田村智子氏に対する答弁。
鶴保氏は「人権問題であるかどうかの問題を第三者が一方的に決めつけるのは
非常に危険なことだ。言論の自由はどなたにもある」などとの持論を展開した。
その上で「土人」という言葉について「言葉の経緯、その言葉が出てきた歴史的経緯、
さまざまな考え方がある。今現在、差別用語とされるようなものであったとしても、
過去には流布していたものがたくさんある」などとの見解を示した。いずれも田村氏に答えた。
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この問題が県民感情を損ねているかどうかについては「県民感情を損ねていると、
私が断定するものではない。申し上げる立場にない」と述べた。山本太郎氏(自由)の質問に答えた。
土人発言をめぐっては、金田勝年法相が先月25日の参院法務委員会で「土人」は差別用語に
あたるとの認識を示した。菅義偉官房長官も「発言は許すまじき行為」と語っている。
野党からは鶴保氏への批判の声が上がった。社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、
「そういう認識の人が沖縄担当相というのが本当にあきれかえる。資格がない、辞めてもらいたい」
と厳しく批判した。民進党の福山哲郎幹事長代理も、国会内で記者団に「沖縄の歴史を理解しない
非常に不穏当な発言」と批判。「沖縄の問題にあたる資格がある大臣の発言なのか問われる」
とも述べ、国会で鶴保氏を追及する考えを示した。
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