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2016.11.8 07:01
★目撃男性「２回刺した」 ペルー人殺害公判、正当防衛を否定 群馬
伊勢崎市で１月、ペルー国籍の男性＝当時（４５）＝を殺害したとして殺人罪に問われた
同国籍の同市昭和町の無職、ヒガ・ガデア・ミツゴ・ヨシ被告（３５）の裁判員裁判の
第２回公判が７日、前橋地裁（鈴木秀行裁判長）で開かれた。証人尋問が行われ、
犯行現場を目撃した知人のペルー人男性＝麻薬および向精神薬取締法違反と詐欺罪で
公判中＝が出廷した。
男性は、検察側から犯行時に「何を見たのか」と問われ、ヒガ被告が座っていた
被害男性の左斜め後に立ち「左手で被害男性の首を押さえ、右腕をあげ、前に伸ばした」
と答えた。その後、被害男性に２回「パンチをしているようだった。（その様子を見て）
刺したなと思った」と述べ、弁護側主張の「正当防衛」を否定。
さらに、弁護側指摘の「被害男性がコカインを吸引していた」という点にも、
「吸っていませんでした」と否定した。
一方、男性は凶器の遺棄について、弁護側の質問に「（アパートからヒガ被告と一緒に）
歩いて、１分くらいの場所に（自分が）捨てた」と述べた。
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