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★住宅用太陽光発電の事故、消費者事故調が調査開始へ
2016年10月31日22時56分
暮らしにかかわる重大事故の原因を調べる消費者安全調査委員会(消費者事故調)は
31日、住宅用の太陽光発電システムから発生した火災や発火、発煙の事故について
調査を始めると発表した。消費者庁は2008年3月以降に全国で102件の事故を
確認している。人的被害は出ていないが、住宅が半焼する火災もあったことから、
調査が必要と判断した。
太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを屋根などに設置した太陽電池パネルで
電気に変換することで発電する仕組み。太陽光発電協会によると、住宅用システムの
設置件数は昨年末時点で約193万件。自然エネルギーからつくった電気を電力会社が
固定した価格で買い取る制度が12年に始まったこともあり、5年前に比べ2・6倍に増えた。
消費者事故調が、死者やけが人、健康被害が出ていない事故を調査するのは4年前の発足以来初めて。
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