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2016.10.31 21:26
★【激震・朴政権】朴槿恵大統領の年内訪日は厳しい状況に 機密漏洩問題、日韓関係改善の流れにも影響
【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、年内に東京での開催が
予定されている日中韓首脳会談に出席する予定だったが、機密資料の漏洩(ろうえい)
疑惑のため、朴氏の外交日程の調整は事実上、停止状態にあり、就任後初の訪日は
実現不透明となっている。
韓国紙、朝鮮日報(31日付)は、29日の閣僚懇談会で「今後の首脳外交の日程に
支障が出る可能性がある」との報告があったと報じた。韓国政府当局者は、日本政府
から12月初めまでの首脳会談を呼びかける連絡があったことを認めつつ、「出席の可否
はまだ伝えていない」という。韓国政府内では「現状では大統領の出席は難しい」との
見方が出ているそうだ。
外交筋によれば、朴氏は北朝鮮の核やミサイルの問題に対し、日中韓首脳会談で
協力して対処するよう日中に呼びかける構えだったという。その実現も怪しくなってきた。
朴氏の訪日が実現しない場合、日韓関係改善の流れに微妙な影響を及ぼしそうだ。
韓国政府は日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結の意思を示しており、
1日に締結に向けた日韓の協議が再開する予定だ。だが機密漏洩疑惑による韓国内政の
混乱で今後、締結に影響が及ぶ可能性もある。
URLリンク(www.sankei.com)
また、昨年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、日本政府が韓国の財団に
10億円を拠出し、元慰安婦らへの支援金支給は始まっている。だが、韓国国内では
現在も野党などが合意そのものに反対しており、韓国側の合意履行への支障も懸念される。
朴氏が黄教安(ファン・ギョアン)首相を交代させる意向との情報もあり、大統領の「代理」の
訪日も危うい状況だ。
URLリンク(www.sankei.com)