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記事入力 : 2016/10/25 10:22
★FATF、加盟国に北朝鮮系銀行などの閉鎖を勧告
電子メールによるテロや麻薬などの犯罪、大量破壊兵器の拡散防止などを目指す
政府間機関・マネーロンダリングに関する金融活動作業部会（FATF）に加盟する37の国が、
自国にある北朝鮮系銀行の支店、法人、代表事務所などを閉鎖することを決めた。
韓国金融委員会金融情報情報分析院は24日、今月15－21日にパリで開催されたFATF総会で、
上記の内容を含む声明が採択されたことを明らかにした。声明を受けて加盟各国は、
今後北朝鮮系の銀行や外国為替取引の終了に向け必要な措置を取ることになる。
金融情報分析院によると、声明は勧告の形を取っているが、その実態は拘束力のある決議だという。
FATFは国連での条約や安保理決議関連の金融措置を履行させる国際機関で、1989年に設立された。
麻薬など組織犯罪グループによる資金洗浄や、テロや大量破壊兵器関連の資金源遮断に関する
基準を定め、これに従わない国には金融制裁などの措置も行っている。米国、中国、ドイツ、
日本など25カ国と二つの国際機関が正式メンバーとなっている。
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