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- 暇つぶし2ch1:ちゅら猫 ◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
16/10/23 13:11:17.54
★「時代の正体」差別の否定を呼び掛ける 記者の視点
カナロコ by 神奈川新聞 10月22日(土)13時59分配信

衆院法務委員会が21日開かれ、インターネット上のヘイトスピーチ対策について
共産党の畑野君枝氏が国にただした。傍聴席の崔(チェ)江以子(カンイヂャ)さんを紹介し、
ネット上で拡散している「嫌なら即刻出てけ」といった差別書き込みについて
「被害は子どもにも及ぶ。卑劣な書き込みを放置していいはずがない」と指摘した。
法務省は「いったん拡散すると消去は困難。人権擁護上看過できない」、総務省は
「事業者の自主的対応を基本としてきた。プロバイダーによるヘイトスピーチの解消に
向けた取り組みを促す」と答弁。金田勝年法相は「説得力のある指摘を重く受け止める。
ヘイトスピーチ解消法の施行を踏まえ、相談体制の整備や啓発活動など一層頑張る」と明言した。
               ◇
【時代の正体取材班=石橋学】現実から目をそらさないでほしい。検索サイト「Yahoo!JAPAN」に
「崔江以子」と打ち込む。表示件数は67万7千件。ピーク時には80万件を超えたこともある。
先頭には「お前、何様のつもりだ!!」と題するブログが表示される。顔をさらす静止画、動画が並び、
「嫌なら即刻出てけ」「祖国で暮らしなさい」のコメントが躍る。差別をやめて共に生きようと訴えた
その人を襲うさらなる差別。それを放置する差別。手つかずのインターネット対策が差別天国と
呼ぶにふさわしいこの国の様相を映し出す。

川崎市川崎区の崔(チェ)江以子(カンイヂャ)さん(43)に浴びせられているのは単なる罵詈(ばり)雑言ではない。
在日コリアンというマイノリティーに対する歴史的、構造的差別を前提にした攻撃ゆえ、与える打撃は大きい。
沈黙と諦めを強い、それは差別され、傷つけられることへの諦めにとどまらない。出自を隠し、ありのままを
生きられなくなる。そうした苦しみを、かつて自分のルーツに否定的なイメージしか持てなかった過去から
知る崔さんはヘイトデモに抗議の声を上げ、実名での報道を自ら願い出た。
「生きること自体を諦めてしまわないよう、私が声を上げることで希望を示したかった」
そうして差別をやめようと口にした途端、さらなる差別が襲う。邪魔をするな、これまで通り自由気ままに
差別をさせろという叫びがそこから聞こえる。
バーチャルな世界での書き込みだ。気にしなければよい。見なければ済むではないか。そんな声が聞こえてくる。
だが殺害までを想起させる「原因菌は元から断たないとダメ」「あなた方に消えてほしいと願っている」という
書き込みまでが続いているのに、どうして気にせずにいられるだろう。長男の中根寧生(ネオ)さん(14)が
毎朝、スマートフォンをチェックするのが日課になって久しい。それは母親を守るため、自身への差別
書き込みが削除されているかを確かめるため、だ。
差別と向き合う。それは自分が差別されている存在であることを確かめる作業でもある。崔さんは言う。
「数の多さに驚くことはなくなっても、慣れるということはない。毎朝新しい書き込みがなされるたび、
書き込みが消されていないことを確かめるたび、一件一件にしっかりと傷つく」
自宅の表札を外した。インターホンの電源を切り、居間の固定電話には出ないことにした。
子どもに近所のコンビニへ連れて行ってとねだられても一緒に行けない。「私にはネットで書き込みを
している人を知りようがない。一緒のとこ



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