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★西之島に上陸 噴火後初、火山活動や生物調査
2016/10/20 11:19
2013年からの噴火で面積が拡大した小笠原諸島・西之島(東京)の火山活動や生物を調べるため、
調査船で現地に向かっていた東京大地震研究所などの研究チームが20日、噴火後初めて上陸した。
23日まで島内や近くの海で調査や観測を続け、26日に帰港する予定。研究者らは火山から
噴出した岩石などを採取し、地震計など観測装置を設置する。噴火で大部分の生物がいなくなった後、
新たな生態系ができていく過程を解明するため、現在どんな生物がいるのかも確認する。
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小笠原諸島・西之島に上陸し調査する研究者ら(20日午前)=共同
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★西之島の海図作成へ=半年で領海画定-海保
海上保安庁は19日、活発な噴火活動で約12倍の大きさに拡大した小笠原諸島・西之島
(東京都小笠原村)の海図を作成するため、22日から調査を始めると発表した。
半年ほどかけて作成し公開すれば、拡大した領海の範囲などが画定する。
海保によると、西之島では2013年11月、海底火山が噴火して新島が出現。
旧島と一体化した後も拡大したが、噴火は15年11月以降確認されていない。
気象庁は今年8月、大規模な噴火の可能性が低下したとして警戒範囲を縮小し、
上陸が可能になった。
調査では、測量船「昭洋」に搭載した機器で周辺の水深を計測。最大8日間、
島に上陸して基準点や全地球測位システム(GPS)の機材を設置し、航空機で観測する。
国土地理院の職員も同行して地図を作成する。
海図作成で周辺の領海は約69平方キロメートル、島西側の排他的経済水域(EEZ)は
約52平方キロメートル拡大する見込み。19日に記者会見した海保の中島敏長官は
「海洋権益の確保の点で重要な調査だ」と述べた。
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海上保安庁が上陸調査を行い、海図を作成する西之島=6日(海上保安庁提供)
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