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★神奈川でフィリピン人家事サービスを12月開始
国家戦略特区で
2016-10-18
パソナ(東京都千代田区、佐藤司社長)は、ハウスキーピングサービス「クラシニティ」を
7月から神奈川で本格的に開始した。来年1月を目途にフィリピンより、ハウスキーパーを
受け入れ、初年度25~30人の就労を目指す。外国人による家事代行サービスは、2015年7月の
国家戦略特区法成立で可能となった。女性の社会進出を促進するための方策として期待されている。
今回パソナは、フィリピンの「マグサイサイグローバル・サービス」と業務提携し、
日本でハウスキーパーとして働きたいフィリピン国籍の人に、まずフィリピンで約2カ月間
「日本語」「家事代行」「異文化・ホスピタリティ」などの教育研修を実施、スタッフ来日後は
約1カ月の間、オリエンテーション研修やOJTによってサポートする。住居や生活のサポートも行う。
また日本での3年間の滞在期間終了後は、母国での帰国就労支援を行う予定であり、国境を越えた
ハウスキーパー人材のキャリア形成までを担っていく。
サービス利用料金は1回2時間5000円より。家全体の掃除や洗濯、買物、食事の準備、アイロンがけ
などが可能だ。「現在サービスは永住権を持つ方々で先行実施しています。損害賠償制度は
もちろんのこと、担当コーディネーターが細部の説明をした後にサービスを実施するので、
安心してご活用いただいております」(同社広報)という。同制度には大阪府についで
東京都も名乗りを上げた。
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