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2016.10.17 01:00
★【月刊正論】「慰安婦狩り」を偽証した吉田清治「韓国スパイ」説を追う 大高未貴(ジャーナリスト)
日本が組織的な「慰安婦狩り」を行ったという吉田清治氏の証言は平成26年8月5日に、
朝日新聞が朝刊で「虚偽」と判断し、関連記事も撤回された。果たして彼はなぜ、
このような偽証をしたのか、私はずっと疑問を抱き続け、彼の長男にインタビューをするなどして、
その真相を追ってきた。その成果の一部はすでに「新潮45」9月号に、掲載している。
取材で興味深かったことの一つは、吉田氏から韓国の「ある組織の人」と接触していたと
明かされたという、公安警察の刑事の証言だった。この刑事は「私は聞いた時からKCIAだと
思っていました」と話した。KCIAとは当時、国家安全企画部だった韓国の情報機関のことであり、
この刑事の推測が事実なら、吉田氏は韓国のスパイか工作員として使われていた可能性すら出てくる。
もちろん、裏付ける証拠はまだないのだが、吉田氏が戦前戦後を通じて朝鮮社会と深い関わり合いを
もっていたのは事実である。本誌では、このことについて報告してみたいと思う。
URLリンク(www.sankei.com)
■「ある組織」とは
私がインタビューした公安警察の刑事とは、神奈川県警の元刑事・堂上明氏(仮名)だ。
堂上氏は、昭和三十七年に警察学校に入学し、翌年から神奈川県警の戸部署、横浜水上署、
本部外事課、鶴見署などに勤務し、公安警察の最前線で諜報活動を行ってきた人物である。
その彼が、なぜ吉田氏のことを詳しく知っているのか。彼の話をもとに説明しよう。
堂上氏は昭和51年、ソ連に留学した経験がある吉田氏の長男とその弟と接触。
横浜港に入ってくるソ連船の動きを見張るため、兄弟の語学力の活用を試みた。
「東芝のパーツ工場にソ連の大学を卒業した人物がいるという情報が入ってきて、会いに行きました。
当時、水上警察署のほうから船会社でロシア語ができる人間を求めているという話があった。
これは就職させられると、兄は東京共同海運に、弟は別の運輸会社の横浜支店に就職させました」
いま78歳だという堂上氏は、かつての職場の身分証を示しながら丁寧に記憶を辿って話し始めた。
彼は吉田家と一家ぐるみの付き合いをするようになり、昭和55年の梅雨時、吉田氏から重大な事実を
聞かされたという。その時のことを、こう証言する。
「突然、鶴見署へ私を訪ねてきた。玄関で土下座して私を呼んでいると連絡があったので行ってみると、
奇妙な話を始めた…」
堂上氏の証言では、吉田氏はこんな話をしたのだという。
URLリンク(www.sankei.com)
「実はある人から『お前の息子たち兄弟は敵国であるソ連のために働いていて、けしからん。
こういう状況ではこれまで進めたこと、これから進めることにあんたは参加できなくなる。
即刻、兄弟をソ連のために働いている会社から退職させなさい。あとの就職についてはこちらで面倒みる』
と言われました。それで息子たちに内緒でそれぞれの会社を訪れ、退職させてきました。でもこのまま
帰宅したら息子たちに殺されかねないので、息子たちの間に入って、彼らを納得させてほしい」
堂上氏は、吉田氏の息子たちを、ソ連のために働かせたのではなく、ソ連の情報を集めるために、
会社に潜り込ませたのだが、吉田氏はそれを知らなかった。しかし、吉田氏に、そんなことを言わせた
「ある人」とは誰だったのか。堂上氏は私の前で、このときの吉田氏との会話を再現した。
「私が『一体、あなたにそう言うのは、どんな組織の人なんですか』と聞いたら、口ごもってましたが、
やがて『半島の人です』と言いました。半島といっても二つあるから『どちらですか』と重ねて問うと、
『韓国です』と。実は私は聞いた時からKCIAだと思っていました。それを口に出させようとしたんですが、
結局、最後まで『ある組織』とだけしか言いませんでしたね。『その組織がいつも2、3人、
そばについていて、もう自由に行動できない』とも言っていました」
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