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2016.10.14 10:35
★寂聴さん、死刑巡る発言を謝罪 「お心を傷つけた方々には、心底お詫びします」
作家の瀬戸内寂聴さんが、死刑廃止を巡る日弁連のシンポジウムで
「殺したがるバカどもと戦ってください」とメッセージを寄せ、
犯罪被害者支援の関係者から批判が出たことについて、
14日付の朝日新聞の朝刊に掲載された自らのエッセーの中で
「お心を傷つけた方々には、心底お詫びします」と謝罪した。
寂聴さんは「今も世界の趨勢に遅れ、死刑制度をつづけている我が国の
政府に対して、人権擁護の立場から発した意見であった」とし、
「これまでも私は文学者としても出家者としても被害者のために論じ、
行動してきている」と釈明。
その上で「誤解を招く言葉を94歳にもなった作家で出家者の身で、
口にする大バカ者こそ、さっさと死ねばいい」ともつづっている。
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