16/10/12 13:24:29.17
★ドゥテルテ大統領就任３カ月後の信任率は83％と、依然高い評価
民間調査機関ソーシャル・ウエザー・ステーション（ＳＷＳ）が11日に発表した
大統領の信任率調査（２０１６年９月24～27日実施、成人１２００人対象）
によると、83％が「ドゥテルテ大統領を信頼できる」と回答した。就任直後に
行われた調査では84％が「信頼できる」と回答しており、就任から３カ月
経過しても依然として高い評価がされた。
地方別では、市長を務めたダバオ市があるミンダナオ地方が94％と最も高く、
前回調査比１ポイント増だった。ビサヤ地方では前回調査比３ポイント増の82％と、
両地域では就任後３カ月の大統領の政策を評価する姿勢が見られた。
首都圏は同２ポイント減で83％、首都圏以外のルソン地方は同３ポイント減の78％だった。
年齢別では、若年層からの評価が高く、最も高かった18～24歳の89％、続いて25～34歳の88％。
35～44歳は83％、45～54歳は78％、55歳以上は81％だった。
学歴別では学歴が高いほど信任率が高く、大卒で89％、大学中退87％、高校中退77％、
小学中退78％。社会階層別では最貧困層からの評価が下がり同４ポイント減で80％。
中間層以上82％、貧困層は84％だった。男女別では、男性からの評価が下がり、
同３ポイント減の84％で、女性は同１ポイント増の82％だった。
９月の調査時までに大統領はラオスの首都ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合
（ＡＳＥＡＮ）首脳会議に参加し、オバマ米大統領に対して横暴な発言をしたとして
米政府から比米首脳会談を延期されていた。麻薬撲滅政策での容疑者殺害に
対しても人権侵害と一部で批判が高まる中、今回出された世論調査には大きな
影響は出なかった。
同世論調査の結果を受けてアンダナー大統領府報道官は同日「就任１００日間で始めた
麻薬撲滅政策や汚職対策を今後さらに推進していく良いモチベーションとなる」と話した。
URLﾘﾝｸ(www.manila-shimbun.com)