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★第二の豊洲となるか? 広尾病院前院長が都の呆れた態度を告発!
「青山移転問題」という爆弾
伊藤 博敏
■第二の豊洲か!?
「豊洲」と「五輪」の共通項は、都民の目線を遮る形で移転や施設費が決まり、
問題が発覚して異論が出たとしても、都や議会が強引に押し切ってしまうことだった。
小池百合子都知事が、初当選以降圧倒的な支持を集めているのは、「都民ファースト」の視点から
都や議会が「ブラックボックス」のなかで決めていたことを、広く情報開示していこうとしているからだ。
そんな「小池都政」の意に反して、「第二の豊洲」が、密かに進行している。
院長を始めとする病院関係者はもちろん、患者や利用者、医師会など医療関係者に事前に諮ることなく、
政府と東京都の“都合”だけで移転が決まった都立広尾病院である。
現地での改築が検討されていたのに、昨年10月、突如、移転を前提とした出来レースのような調査が始まり、
今年1月、2016年度予算案で移転先となる「こどもの城跡地」の購入費用370億円が計上された。
この間、移転を知らされたのは佐々木勝前院長などひと握り。それも、10月21日の時点で、
「(舛添要一前)知事のレガシー(遺産)だから」という佐々木氏への一方的通告が都幹部からあっただけだった。
土地代だけで370億円。建設費などを含めると900億円に達するというプロジェクトを、
「セコイ」を全世界に発信した舛添氏のレガシーとして残していいわけがない。
しかし、汚染地の豊洲への移転が見直されることなく進