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★<野田民進幹事長>「皇族減少も議論を」生前退位巡り
21:05毎日新聞
民進党の野田佳彦幹事長は4日、毎日新聞のインタビューに応じ、天皇陛下の
生前退位について「一代限りではなくて、皇室の弥栄(いやさか)も考えた対応も
議論しておくべきではないか」と述べた。皇室典範改正も視野に、皇位継承資格者の
減少などへの対応も含めて議論すべきだとの考えを示した。
政府は生前退位の関連法案の国会提出前に与野党の合意形成を想定しており、
与野党協議の論点となる可能性がある。
野田氏は生前退位に関する議論について「急がなければいけない。なるべく早く議論が
まとまった方がいい」と理解を示したうえで「実は関連する論点がたくさんある」と指摘。
安倍晋三首相が私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」で
議論する方針を示していることについて「単なる公務負担軽減の議論だとすると、
論点がずれている」と述べた。
有識者会議の人選についても「本当の専門家ではない」と指摘し「国民総意に基づく
象徴天皇のあり方について各層の声を踏まえた議論になるのかというと限りがある」と
疑問を呈した。そのうえで「我々の意見も主体的にまとめていく」と述べ、党として見解を
まとめる考えを強調した。
野田政権は2012年10月、女性皇族が結婚後も皇族にとどまることを可能とする
「女性宮家」創設の論点整理をまとめ、皇室典範改正を目指した経緯がある。
ただ、自民党などから反発が起き、改正は実現しなかった。【朝日弘行】
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