16/10/03 14:06:22.44
★蓮舫・野田氏が相手なら、次の選挙で「自民党300議席」は堅そうだ
「早期解散」一番の根拠はコレ!?
髙橋 洋一
(中略)
自民党にしてみれば、蓮舫代表以下、「若手、イケメン、女性集団」で執行部を固められたら、
政策の中身はともかくとして、見栄えの良さで人気を奪われ、苦しかったかも知れない。
しかし、フタを開けてみれば幹事長に就任したのはなんと野田佳彦氏だった。
蓮舫代表にしてみれば、自分が参院議員なので、衆院対策で野田氏に頼るしかなかったのだろう。
だが、野田幹事長は民主党政権転落の引き金を引いた張本人。
さすがに民進党内でも異論が続出し、誰も幹部になりたがらなかった。
はっきり言えば、蓮舫民進党は党内人事につまずいてしまったわけだ。
人事ができない政治家は、そもそもダメなのである。
人事だけではない。蓮舫民進党は、政策もダメダメである。
蓮舫代表は二重国籍問題での対応に不手際が目立った。
そこに加えて、野田幹事長が緊縮財政、増税指向にこだわっている。
財務省は民主党時代に野田氏を完全に「財務省色」に染めたために、
今なお財務省の主張を繰り返しているのだ。
しかも、「シロアリ(税金にたかる省庁や業者)を退治することが消費増税の前提」といいながら、
それを翻して民主党をぶっ壊した人だ。さらに先の国会代表質問で、安倍政権の二度にわたる
消費増税延期を激しく批判した。まさに、民進党は出だしから満身創痍である。
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先の国会代表質問と、それに対する安倍総理の答弁をみれば、民進党が政策でまったくダメなのは、一目瞭然である。
蓮舫代表と野田幹事長の質問と、安倍総理の答えを並べると以下の通りだ。
「憲法草案を撤回しろ」→「撤回しない。民進党も草案をだせ」
「アベノミクスは失敗」→「民主党の時より、雇用がよく、税収もアップ」
「消費増税の先送りは矛盾・誤魔化しだ」→「国民の信を得た」
「政府の児童手当は効果が薄い」→「民主党の時は1円もあげられなかった」
「年金運用は失敗」→「短期的にみてはいけない。民主党の時よりもいい」
このように反論されることはこれまでに何回もあったが、民進党は学習効果がなく、
なんとかのひとつ覚えのように同じ質問を繰り返し、同じように論破されている。
実は、こうしたこりない民進党の質問は、安倍政権の絶好のアシストになっている。
消費増税についての質問で「延期は国民の信を得た」と答弁していることは、
もし民進党が消費増税を公約にする場合(野田幹事長である限りその可能性がきわめて高い)、
消費増税を実施するか凍結するかを、総選挙の争点にできる。
1月冒頭解散が行われるかどうかは、北方領土について何らかの進展があるかどうかに
依拠する部分が大きい。筆者もその予感があるが、交渉は相手があるので、どうなるかはわからない。
しかし、野田前首相が民進党の幹事長である限り、消費増税を争点にして安倍政権は
総選挙を仕掛けることができる。つまり、北方領土に進展があれば1月解散の可能性があるが、
進展がなくても、消費増税を争点にすれば総選挙ができる、ということだ。
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