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★＜難民＞高裁判決受け名古屋入管 ウガンダ女性に認定告知
01:05毎日新聞
政治活動を理由に迫害され、８年前に日本へ逃れてきたアフリカ東部ウガンダ国籍の
女性（４１）＝愛知県在住＝が３０日、名古屋入国管理局で難民認定の告知を受けた。
不認定処分の取り消しを求めた訴訟で、女性が今年７月の名古屋高裁判決で逆転勝訴
したため、法務省は改めて審査していた。ＮＰＯ法人・名古屋難民支援室によると、
認定は９月９日付。
女性は来日後の２００９年１１月に難民申請したものの退けられ、異議申し立て審や
１審の名古屋地裁でも主張を認められなかった。
女性は「すごくうれしい。認定までは長かったが、これで働いて収入を得られる。
仕事を探して、いずれは祖国に残してきた子どもたちと再会したい」と話した。
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※過去のニュース
念願の証拠文書がアフリカ東部ウガンダから郵送されてきた。愛知県で難民認定を申請していた
ウガンダ人女性、ルキアさん（４１）＝仮名＝について、「与党から命を狙われている」と
野党幹部が証言してくれた。日本政府に宛てた文書。支援する「名古屋難民支援室」
（名古屋市中区）が２０１３年５月に受け取った。
難民申請してから３年半が過ぎていた。母国で野党の仲間といた時に襲われ、
流産したことを記す０７年の病院の診断書も取り寄せた。代理人の川口直也弁護士は
「これだけ証拠がそろう人は少ない。これで認定されなければ、誰が難民だというのか」
と自信を持った。だが入国管理局も、名古屋地裁の１審判決も、認めなかった。
「指導的な立場でないから難民ではない」と。
全国難民弁護団連絡会議事務局の杉本大輔さん（３９）によると、法務省は、指導的
立場であることなど、迫害する側から個別に把握されていることを難民認定の事実上の
要件としている。難民条約に定めのない日本独自の基準で、国際的にみて厳しい審査だ。
なお法務省の認定を待たなければならないルキアさん。
「早く認めてもらい、祖国に残した子どもたちを呼び寄せたい」と祈る。（抜粋）
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