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★前原氏、憲法9条に自衛隊明記を=蓮舫、玉木氏は慎重-民進代表選
民進党代表選(15日投開票)に出馬した3候補が4日、NHKの番組に出演し、
憲法改正などをめぐり討論した。前原誠司元外相は、憲法9条に第3項を新設して
自衛隊の位置付けを明記するよう主張。蓮舫代表代行、玉木雄一郎国対副委員長は
9条改正には慎重な姿勢を示した。
前原氏は「憲法ができてから自衛隊ができた。(戦争放棄の)1項、(戦力不保持の)
2項はそのままに、3項を加えて自衛隊を位置付けることも、党内で議論を提起したい」
と述べた。同時に「制約なき集団的自衛権行使、海外での戦争の可能性の高まるものに
ついては絶対反対だ」との考えも示した。
これに対し、蓮舫氏は「憲法改正でなぜ、すぐ9条になるのか。平和主義を守るのは
わたしたちの姿勢だ」と述べ、9条の議論先行に否定的な考えを表明。「時代の変化に
応じた地方自治、家族(の在り方)、こういうところは真剣に議論すべきだ」と強調した。
玉木氏は「海外での武力行使を認めるような9条の改正には反対だ。平和主義の理念は
しっかり堅持すべきだ」と述べた。「安全保障関連法の時に強く感じたが、法案が憲法に
違反しているかどうか判断する『憲法裁判所』がない」と指摘し、同裁判所の創設を求めた。
一方、前原氏は「衆院、参院がねじれを生んで物事を動かさないことがある」として、
一院制も議論すべきだとの考えを示した。(2016/09/04-11:49)
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