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★小池知事砲炸裂！！ 都政改革本部初会合で職員に大号令「都民のために主権回復を」
2016.09.01
東京都の小池百合子知事は１日午前、都や関連団体の政策や予算、仕事のやり方、
組織のあり方などを抜本的に見直し、「都政の闇」に切り込む都政改革本部を設置し、
初会合を都庁で開いた。会議はフルオープンで、小池氏の強い意向により、インターネットで
完全生中継された。小池氏は幹部職員を前に情報公開の徹底を求め、不透明な政策決定とは決別し、
「都政の主権回復」を目指すよう大号令をかけた。
「私を筆頭に外部の方々、別に『リットン調査団』としてここに入っているわけではない。
戦後の『ＧＨＱ（連合国軍総司令部）』として都庁に乗り込んでいるわけでもない。
担い手は、都庁の職員のみなさんだ。『都政の主権回復』、その主権は都民のためであり、
思い切って改革を進めていかなければならない」
小池氏は会合の冒頭、約２５人の局長らを前に約２０分間の熱弁を振るい、都政改革への不退転の決意を示した。
例えに、戦前戦後の日本に多大な影響を与えた団体・組織を出したことに、思わず目を見開いた職員もいた。
小池氏は「押しつけでは士気も上がらない」と指摘し、各部局が「自律的」に改革を進めていくよう強調した。
このため、当初予定されていた「東京五輪」と「情報公開」の２大テーマに加え、「解決策を自ら構築する」
として、新たに「自律改革」がテーマに加わった。
都政改革を進める小池氏は「都庁の政策決定過程、残念ながら十分に公開されていないという声を聞く。
『のり弁当』みたいな資料が出てくる。審議会の一部も非公開だ。改善すべきだ」と述べ、オープンな都政実現を説いた。
都幹部や職員の背筋が伸びそうな改革本部の設置。本部長には小池氏が就任し、副知事、教育長、
各局長のほか、上山信一慶応大教授ら外部の有識者が特別顧問や特別参与として参加した。
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ヤル気満々の小池知事。バトルが始まった＝１日午前、東京都庁
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